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地図鉄のすすめ

1,760円 (税込)
 あたり 

山がちな地形に張り巡らされた日本の鉄道。その敷設に至る歴史にあるさまざまなドラマを地図のカリスマが解き明かす!

  • 判型 A5
  • ページ数 176
  • 寸法(mm)
  • 発売日 2022/1/21
  • ISBN-10 4398147691
  • ISBN-13 9784398147691
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乗り鉄、撮り鉄、旅鉄・・・。鉄道趣味にもいろいろあるが、地図で鉄道路線を眺めて楽しむのが「地図鉄」。誰もがふだん何気なく乗っている鉄道だが、険しく山がちな日本の地形に鉄道が敷設されるまでには技術的な事情から人文的な事情までさまざまな要因が影響されている。本書はそんな日本の鉄道に隠されたドラマを地図をもとに解き明かしていく鉄道&地図エンターテイメント!

【見どころ】
■第1部 地形で線路を楽しむ
<河川編>扇状地と天井川-神戸・住吉川、奈良線、養老鉄道/穿入蛇行-大井川鐡道、予土線、久留里線/河岸段丘-飯田線、上越線、飯山線
<海岸編>リアス海岸-三陸鉄道南リアス線、紀勢本線、横須賀線と京浜急行本線/海成段丘・干潟-三陸鉄道北リアス線、五能線、長崎本線/断崖絶壁-小樽~札幌間、北陸本線
<山岳編>石灰岩地形・石灰運搬線-日田彦山線、秩父鉄道・西部秩父線、美祢線/カルデラ・溶岩台地・火山性扇状地-豊肥本線と南阿蘇鉄道、釧路鉄道、洞爺湖電気鉄道、伊豆急行線、箱根登山鉄道

■第2部 地図でたどる鉄道路線の激変地図
千歳線と定山渓鉄道/延伸・移転を繰り返した新潟駅/新京成が身をくねらせる理由/国鉄千葉駅・京成千葉駅の移転/大ターミナル新宿駅誕生までの道のり/3代に及ぶ横浜駅移転の激動/三島駅と東海道本線の因縁/木ノ本~今庄付近 2つの難所を抜けるルート/軽便鉄道と伊勢電の夢の跡、ほか

■第3部 地図で見る幻の鉄道路線
<未成線編>名羽線/美幸線/戸井線/羽越本線/佐久間線/宝塚尼崎電気鉄道/五新線/油須原線/呼子線
<ウソが描かれた路線編>信越本線/熱海線/宇野線/白山電気鉄道/玉川電気鉄道/飯田線・西部秩父線/上越線「湯檜曽トンネル」/東武伊香保線、ほか

〔著者〕
今尾恵介(いまお・けいすけ)
1959年横浜市生まれ。中学生の頃から国土地理院発行の地形図や時刻表を眺めるのが趣味。音楽出版社勤務を経て、1991年にフリーランサーとして独立。旅行ガイドブック等へのイラストマップ作成、地図・旅行関係の雑誌へ連載を開始後、地図・地名・鉄道関係の単行本の執筆を精力的に手がける。現在、日本地図センター客員研究員、地図情報センター評議員、日本地図学会評議員。著書に『日本鉄道旅行地図帳』『日本鉄道旅行歴史地図帳』(いずれも監修、新潮社)、『カラー版東京凸凹地形散歩』(平凡社)、『地図帳の深読み』(帝国書院)など多数。

地図鉄のすすめ

1,760円 (税込)
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