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地図でスッと頭に入る核の脅威
2025年7月18日発売
1,760円 (税込)
原爆投下・戦後80年を経た今、あらためて核の歴史を振り返り、核をめぐる国際情勢、過去から今、未来を見つめなおす一冊です。
- 判型 B5変型
- ページ数 128
- 寸法(mm) 182x223x11.63
- 発売日 2025/07/18
- ISBN-10 4398147896
- ISBN-13 9784398147899






今年、2025年は原爆投下で幕引きとなった太平洋戦争が終戦してからちょうど80年になる。時を経て人々の記憶も薄れつつある今、核の抑止力が効かなくなりつつあるなか、核に対する考え方が変わりつつある世界情勢の危うさと現実を顧みて将来の核のあり方を考える絶好の機会ととらえ、本書では、これまでの核開発の歴史、核をめぐる国際情勢、未来へ向けての世界の取り組みについて紹介します。
核から見たいまの世界
中国核弾頭600発超え、4年で3倍のスピードで増やしている
世界から批判されながらも、核開発を続ける北朝鮮とウラン濃縮活動を繰り返すイラン
核保有国は、北朝鮮を含め9か国(疑惑は3か国)
核攻撃を示唆しはじめた世界の指導者たち(戦術核は国際的に認められると主張)
核とは何か

なぜ、プルトニウムとウランが使われるのか?(→不安定元素が重要)
放射線と放射能
核の開発史

開発のきっかけとなったアインシュタインの手紙
マンハッタン計画が、核開発の火ぶたを切る
アメリカ、ロシア(ソ連)に続き、イギリス、フランスと核の連鎖が始まる
被爆国・日本と核
政府の非核三原則の矛盾点
被爆国でありながら、核兵器禁止条約に参加しない日本の言い分
「核の傘下」を強化するために、日米でとり交わされた核使用文書
核不拡散の世界の取り組み

NPT(核不拡散条約)の問題点(→大国の論理による不公平感)
核の番人「IAEA」は、何をしているのか?
CTBT(包括的核実験禁止条約)は、いかほどの抑止力があるのか?
【監修者】蔭山克秀
代々木ゼミナール講師。愛媛県新居浜市出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。代々木ゼミナールでは、「政治・経済」「倫理」「公共」をすべて指導。3科目すべての授業が「代ゼミサテライン」(衛星放送授業)として全国に配信されている。主な著書に『やりなおす経済史』『やりなおす戦後史』(以上、ダイヤモンド社)、『経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる』(KADOKAWA)、『マンガみたいにすらすら読める哲学入門』(大和書房)、『世界の政治と経済は宗教と思想でぜんぶ解ける!』(青春出版社)などがある。
地図でスッと頭に入る核の脅威
1,760円 (税込)