地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から和歌山県を分析!
【本書の特長】
日本の各県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。和歌山の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。思わず地図を片手に、行って確かめてみたくなる情報を満載!
【見どころ】
■Part.1 地図で読み解く和歌山の大地
台風上陸数全国3位の和歌山県、海岸線は650kmのリアス海岸と下津軍港/全国で唯一村全体が「飛び地」となった北山村の背景/白良浜の砂は「白浜産」ではない?火山がないのに南紀白浜温泉が日本有数の温泉地である理由/大地の活動によって生まれた南紀熊野ジオパーク/恩恵と水害をもたらしてきた世界遺産「川の表参道」熊野川/延々と続く海岸線、美浜町の観光シンボル、煙樹ヶ浜と磯釣りのメッカ・すさみ枯木灘海岸/日本最大の高さの「那智の滝」は大噴火時代の名残…などなど和歌山のダイナミックな自然のポイントを解説。
■Part.2 和歌山を駆け抜ける充実の交通網
淡路島は目と鼻の先 紀淡海峡/外界(俗世)から聖地「高野山」へ通じる7つの高野参詣道・熊野古道/「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」「うめ星電車」 廃止寸前から復活した和歌山電鐵/京都と新宮を結ぶ特急が走っていた?幻に終わった「五新線」/今の紀和駅は元和歌山駅だった! 複雑な変遷をたどった和歌山市内の鉄道ルート/急カーブと急こう配が連続する南海高野線 橋本以南は走る電車が違う!…などなど和歌山ならではの交通事情を網羅。
■Part.3 和歌山の歴史を深読み!
国内最大規模の岩橋千塚古墳群は、古代紀伊国支配者・紀氏の古墳?/『万葉集』『古今和歌集』で表現された和歌山市/紀伊半島南部の港を支配した熊野水軍。船を隠したという伝説が残る「三段壁洞窟」/かつて那智勝浦で行われていた補陀落渡海って?/紀の川を堰き止めろ! 秀吉の太田城水攻め/根来寺と根来衆と鉄砲の深い関係/「和歌山県の江戸時代」八代将軍吉宗と14代家茂を生んだ徳川御三家紀州藩と和歌山城…などなど、和歌山の歴史に興味を惹きつける。
和歌山のトリセツ