歩けば歩くほど奥深いのが東京。ぜんぶ行きたい魅力の47コース。
【本書の特長】
休日の東京散歩を50年間一日として欠かさない究極の東京ウオッチャーである著者ならではの切り口で、1~2時間くらいで周れるコースを厳選。コースを少し離れて気ままに立ち寄っても半日で気軽に、そして、お金をかけずに楽しめるとっておきの散歩コースをたっぷりご紹介します。休日に、歩いて、見て、知って、ちょっぴり心がリッチになるお散歩にでかけましょう!ポケットサイズで手軽に持ち歩けるプチ徒歩旅行ガイドの決定版。
【見どころ―目次より抜粋】
第一章 山手線ひと駅さんぽ
■鉄道開業時の痕跡と江戸の巨刹東海寺の史跡[品川駅~大崎駅]
■山手線唯一の踏切を渡り文士村と鉄道ゆかりの町へ[駒込駅~田端駅]
■屈指の高級住宅街から池田山、自然教育園へ[五反田駅~目黒駅] ほか
第二章 坂を歩けば東京が見える
■蝉坂と平塚神社・旧古河庭園[上中里~駒込]
■一の坂から八の坂[中井~新井薬師前]
■団子坂と森鴎外記念館・目赤不動[千駄木~本駒込] ほか
第三章 川と街の物語
■神田川とそば挽き[西新宿~新中野]
■中川・新中川から熊野神社[青砥]
■石神井川と王子神社・名主の滝[王子~西ヶ原] ほか
第四章 知らない街を歩きたい 私の東京物語
■南千住から北千住へ[南千住~北千住]
■帝釈天・参道と寅さん記念館[柴又]
■清洲橋・永代橋・勝鬨橋[清澄白河~築地市場] ほか
COLUMN
江戸・東京は坂の町
穴場の足立市場 アットホームな歴史ある市場
都内の富士塚に登る ほか
【著者】
清野 博(せいの ひろし)
昭和22(1947)年、山形市生まれ。業界編集者などを経て、フリーのライター、編集者として活動。職業生活50年の大半を東京で過ごす。趣味は散歩とそば屋めぐりと電車。都内全線・全駅踏破はもちろん、路傍の樹木や石碑にまで精通し、知られざる東京の歴史と魅力を語らせたらとどまることを知らない。著書に『忘れられたランドマーク―根岸競馬場一等スタンド―』がある。
東京半日さんぽ