茨城のトリセツ
日本の各県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介。茨城の意外な素顔に迫ります。
- 判型 B5変型
- ページ数 128
- 寸法(mm) ー
- 発売日 2021/4/16
- ISBN-10 4398148213
- ISBN-13 9784398148216
地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から茨城県を分析!
【本書の特長】
日本の各県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。茨城の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。思わず地図を片手に、行って確かめてみたくなる情報を満載!
【見どころ】
Part.1 地図で読み解く茨城の大地
地形・地質総論 茨城県域の地質って?/東の名峰・筑波山はもともと地下の巨大マグマの塊だった!?/国内で2番目に大きい湖、霞ヶ浦はどのようにしてできた?/壁面の岩に海底火山の証!名瀑・袋田の滝が誕生するまで/平磯海岸の恐竜時代の地層から、アンモナイトや国内初のサメ化石!/県南部で続々と化石発見! 茨城に生きたナウマンゾウ/南北に約95m広がる大炭田、常磐炭田を生んだ地層と産業史…などなど茨城のダイナミックな自然のポイントを解説。
Part.2 茨城を駆け抜ける鉄道網
特急「はつかり」「ひたち」が走る大幹線・常磐線/第二常磐線構想で生まれたつくばエクスプレス/奥久慈清流ラインの異名をもつ魅力あふれる水郡線/めずらしい非電化通勤路線、関東鉄道常総線・竜ヶ崎線/鹿島参宮鉄道に始まった、鹿島鉄道鉾田線の在りし日/水戸~石岡を結ぶ計画も……幻の水戸電気鉄道とは?/阿見線に加え谷田部線? 常南電気鉄道による幻の計画…などなど茨城ならではの鉄道事情を網羅。
Part.3 茨城県で動いた歴史の瞬間
水に恵まれた茨城に人が定住 権力が生まれる/地方王権の誕生を示す県内最大の古墳・舟塚山古墳/石岡に置かれた常陸国府とそれを取り巻く交通路の痕跡/常陸で成長した武家の二大勢力 常陸平氏と佐竹氏/源頼朝が佐竹氏・平氏討伐! 鎌倉御家人たちが入国/長い不遇の時代を経て佐竹氏が常陸の覇者に返り咲く/水戸で育った尊王攘夷思想 桜田門外の変や天狗党の乱に発展…などなど、激動の茨城の歴史に興味を惹きつける。
Part.4 茨城で育まれた産業や文化
水戸藩に飲料水を運んだ地下水路・笠原水道/東洋一の航空基地 霞ヶ浦海軍航空隊が置かれた街・阿見町/2000万人超が来場した科学博、つくば万博の熱狂と跡地の変身/鉱山開発と日立製作所の歴史/原子力とともに歩んだ東海村の半世紀/陸の孤島だった鹿島が臨海工業地帯になるまで/野菜産出額日本一の街が茨城に!? 鉾田市で農業が盛んな理由とは…などなど茨城の発展の歩みをたどる。
茨城のトリセツ